中心市街地まちづくりビジョン・アクションプラン

更新日:2023年06月21日

中心市街地まちづくり計画「つかう中津川」

つかう中津川ロゴ

この計画は、令和6年度から令和15年度までの、中心市街地(まちなか)のまちづくりの方針を示すものです。

どんなまちを目指すのかを示す「ビジョン」と、ビジョン実現に向けて実施する事業計画をまとめた「アクションプラン」の2つに分かれています。

 

中心市街地まちづくりビジョン(PDFファイル:5.6MB)

中心市街地まちづくりビジョン(簡易版:ビジョンの要点を抜粋したもの)(PDFファイル:1.7MB)

 

中心市街地まちづくりアクションプラン本編(アクションプランの考え方を示したもの)(PDFファイル:2.2MB)

中心市街地まちづくりアクションプラン戦略・手段編(事業の順序と内容を示したもの)(PDFファイル:3.5MB)

どんなまちを目指すかを示す「ビジョン」

ビジョンの策定にあたっては、まちなかで事業を営んでいる方や住んでいる方、まちなかに興味のある方などから、まちなかに対する思いを直接聞き取りしたほか、多くの市民のみなさまを対象としたワークショプなどにより、現状の把握とニーズを調査し検討しました。その結果、まちなかには「まちの魅力となり得るもの」はあるものの、その多くが使われていないことがわかりました。

まちなかにある様々な「魅力となり得るもの(まちの資源)」を、こども、学生、まちなかを訪れる方、まちなかで事業を営んでいる方や住んでいる方が、それぞれのライフスタイルやニーズに応じて活用することで豊かな暮らしの風景をつくり、その積み重ねにより「ここにしかないまち」になること目指します。

ビジョンで掲げた「6つのイメージ」

こどものワクワクのために「つかう」

こどものワクワクのために「つかう」イメージ

まちなかを親子で過ごしやすくワクワクできる場所にしていきます。ひと・まちテラスをはじめ、公園や広場、河川、時にはまちなか全体を使って、親子に遊びと体験の機会を作ります。

学生の学びのために「つかう」

学生の学びのために「つかう」

まちなかを、学生の学びの機会を得る居場所にします。まちを使って学び、学生とまちが共に成長する場所にすることで、常に新しい視点を持ち続け、変化していくことができます。

新しく事業を始めるために「つかう」

新しく事業を始めるために「つかう」

まちなかを、挑戦者を応援し育てる場所にします。使いやすいまちなかを作り、リノベーションやスタートアップ等のサポートを行うことで、皆さんのビジネスやライフスタイルにインパクトを与えます。

中山道を新たな価値創造のために「つかう」

中山道を新たな価値創造のために「つかう」

先人たちが使ってきたまちなかを、時代に合わせて使うことで磨き上げます。中山道沿いにある歴史・文化・町並みを使って、ここにしかないモノを受け継ぎ、次に繋げていきます。

楽しくまちを歩くために「つかう」

楽しくまちを歩くために「つかう」

まちなかを歩きやすく住みやすくします。居住や観光において、歩きやすいまちにすることでたくさんの人を集めます。人が集まることで、そこに新たな楽しみが生まれます。

まちの「玄関・ロビー」としておもてなしのために「つかう」

まちの「玄関・ロビー」としておもてなしのために「つかう」

まちなかを人が行き交う場所にします。駅前はまちにとっての「玄関・ロビー」のような場所です。まちの雰囲気を伝え、行き交う人に優しくおもてなしのできる場所にします。

ビジョンを実現させる事業計画「アクションプラン」

アクションプランは、ビジョンを実現させるために実施する事業計画をまとめたものです。

10年間という長期ビジョンであることから、期間中に様々な変化が予想される中で、行政と民間が連携して取組みを進められるようにするために、事業の列挙にとどまらず、ビジョン実現に向けた方向性や展開順序を整理して示しました。

実施する事業は、短期間(概ね2年)で進捗管理を行い、ニーズや変化に合わせた柔軟な対応を取り入れた内容に見直しながら、計画的に発展させていきます。

まちの活性化に向けた「素地」をつくる

第1期は、新たな事業開始に向けた検討や社会実験、まちづくりの機運醸成のために実施するイベントなどのソフト事業を中心に展開します。

主な事業とその概要は次のとおりです。

こどもの未来をテラス ワクワク体験事業

ひと・まちテラスで、こどもに幅広い体験の場を提供し、こどもがワクワクする機会を設けることで、にぎわいやまちなかへの愛着を形成します。

  • 事業主体:中津川市(ひと・まちテラス)
  • つかう資源:ひと・まちテラス
  • つかう人:親子、イベント企画者
  • 関連するビジョンのイメージ:こどものワクワクのために「つかう」

coagariのソフト事業強化

本町にある域学連携の拠点施設「coagari」で行っている「地域の方と交流しながら学ぶ学生の活動」を、まちなか全体ひ広げ、学生がまちなかをつかって学ぶ姿を増やします。

  • 事業主体:中津川市(市民協働課)・事業受託事業者
  • つかう資源:coagari、ひと・まちテラス、既存のソフト事業
  • つかう人:学生
  • 関連するビジョンのイメージ:学生の学びのために「つかう」

まちなかで事業者を育てるプロジェクト

中津川市と中津川商工会議所、中津川北商工会、まちづくり会社らが協働で、まちなかで事業を始めようとする方や始めて間もない方を総合的にサポートし、事業を定着させます。

  • 事業主体:中津川市(商業振興課)・中津川商工会議所・中津川北商工会・まちづくり会社
  • つかう資源:まちなか全域、既存の支援事業・セミナー
  • つかう人:創業希望者、創業者
  • 関連するビジョンのイメージ:新しく事業を始めるために「つかう」

中山道ソフトコンテンツ事業

中山道に関係するデータや、路地や水路などにまつわるストーリーを収集し、よりわかりやすい形でまとめます。まとめたデータやストーリーは、観光案内やイベント企画等で活用できるようにします。

  • 事業主体:中津川市(文化振興課・観光課・商業振興課)
  • つかう資源:中山道沿線、中山道を題材とするイベント
  • つかう人:住民、観光客、イベント企画者
  • 関連するビジョンのイメージ:中山道を新たな価値創造のために「つかう」

統一サインプロジェクト

まちを訪れた方が、まちの雰囲気にあったサインを見てまちなかの施設やみどころなどの目的地を、歩いて誘導や回遊ができるようにします。まずは、設置するサインのガイドラインの検討を行います。

  • 事業主体:中津川市(商業振興課・観光課・文化振興課・都市住宅課・管理課)
  • つかう資源:まちなか全域
  • つかう人:まちなかを訪れた方、住民、商店街関係者
  • 関連するビジョンのイメージ:楽しくまちを歩くために「つかう」

にぎわいプラザ後活用検討事業

にぎわいプラザの用途廃止後、中津川駅前を、中津川の「玄関・ロビー」としておもてなしができるように変えるための検討を行います。

  • 事業主体:中津川市(商業振興課)・検討委員会(官民連携)
  • つかう資源:駅前広場、駅周辺
  • つかう人:駅周辺を利用する方
  • 関連するビジョンのイメージ:まちの「玄関・ロビー」としておもてなしのために「つかう」

この記事に関するお問い合わせ先

商工観光部商工振興課
電話番号:0573-66-1111(内線4252・4262・4263)

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