幼保小連携幼児教育推進事業
幼児教育推進事業とは
皆さんは、「小1プロブレム」という言葉を耳にしたことがありますか? 小1プロブレムとは、小学校に入学したばかりの1年生が、「集団行動がとれない」、「授業中に座っていられない」、「先生の話を聞かない」など学校生活になじめない状態が数カ月続くことです。小1プロブレムが起こる要因として、幼稚園・保育園と小学校の大きな環境変化や社会の変化に伴って人との関わりが不足していることなどがあげられます。 これらの問題を克服し、幼稚園・保育園と小学校のスムーズな連接を目指して、平成25年度より幼児教育推進事業として全ての幼稚園・保育園・小学校でさまざまな取組を行っています。
主な取り組み
ジョイントカリキュラム
幼稚園・保育園・こども園と小学校での発達や学びをつなぐカリキュラムです。小学校入学前3カ月と入学後2カ月をつなげるカリキュラムとして、中津川市で作成して実施しています。

リーフレット「もうすぐ1年生」
小学校入学前に付けておきたい力や小学校での生活をまとめたリーフレットです。就学時健診や入学説明会で保護者に説明の上、配付します。入学に向けての保護者の意識と理解を高めます。

園児と児童の交流
園児が小学校の行事に参加、小学生が園児に読み聞かせなど、行事や日常的な活動において、交流を深めます。
幼保小連携協議会
連携する幼稚園、保育園と小学校の職員が、園児や児童の様子を参観・交流し適切な指導などについて考えます(年3回)。
チャレンジ7
「自分で起きる」などの7項目ができると家や園、学校などからご褒美シールがもらえます。楽しみながら自立心を育てる取組です。

「つなぐ・つながる」ことをキーワードとして、幼児期からの子供たちの発達や学びの連続性の保障と子供たち一人一人の発達の見通しをもった質の高い保育・教育を推進することによって、子供たちの笑顔と健やかな成長を後押しします。
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会事務局教育研修所
電話番号:0573-66-1111(内線4240)
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更新日:2021年03月01日