《苗木城周辺の自然10》〜紫陽花〜
紫陽花の花
坂を下ったところの紫陽花の群生
紫陽花の花
紫陽花が土の酸度の変化で花の色が変わることはよく知られた事実です。ただしこの変化の程度は品種によって違いがあり、どれも大きく変化するわけではありません。
一般に紫陽花は酸性土壌では、アルミニウムとアントシアニンがよく結びついて青色になります。アルカリ性の土壌では、アルミニウムは溶けにくいためアントシアニンと結びつかなくて紫陽花の花は赤っぽい色になります。
品種によっては、土壌の違いがあってもそれほど影響を受けないものもありますが、だいたいは、酸性(青色)中性(紫色)アルカリ性(ピンクまたは赤っぽい色)というまとまりです。
遠山史料館の周りにも有志の方が植えられた紫陽花が咲き誇っています。今が最高の見頃でしょう。ご来館の際はぜひ紫陽花の色も楽しんでいってください。
中津川市苗木遠山史料館
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更新日:2023年07月07日