《苗木城周辺の自然3》遠山史料館付近のタケノコ

更新日:2023年05月10日

苗木遠山家と瀬戸のタケノコ

苗木遠山史料館付近の竹やぶで見たタケノコ

5月になり、タケノコ(孟宗竹)の発生がピークを迎えています。中津川市の特産品に「瀬戸のタケノコ」があります。いつごろから生産されるようになったのでしょう。この話には諸説ありますが、次のような説があります。

江戸時代の地図

江戸時代の地図

苗木遠山家は外様大名のため、江戸の上屋敷が薩摩藩(島津家)の道向かいにありました。当然付き合いもあったでしょう。島津家からタケノコをもらい、その良さに気付いた遠山家が島津氏にお願いして、参勤交代の途中に苗木遠山家に竹の地下茎を分けたのが始まりだという説です。この説だと江戸時代の初めには苗木でタケノコの生産が始まったと言えそうです。

どちらにしても今が旬の「タケノコ」。遠山史料館においでの際はタケノコを見ながら昔のロマンを想像してみてください。

中津川市苗木遠山史料館

〒508-0101 岐阜県中津川市苗木2897-2
電話番号0573-66-8181
ファックス0573-66-9290
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