《苗木城跡を歩く35》朱印蔵と勘定所門

大門から朱印蔵跡へ
三の丸から大門(おおもん)を入ると左手に朱印蔵跡、右手に勘定所門跡があり、前方には綿蔵門(わたぐらもん)跡があります。
朱印蔵は朱印土蔵ともいわれ、土蔵づくりとなっていました。土台は切石にて見事な石垣が築かれ一段高い所に建てられていました。
蔵の中には、徳川将軍より代々与えられる御朱印や奉書(ほうしょ)類、刀剣(とうけん)類やその他宝物が納められていました。
勘定所門のある建物は2階建てとなっており、2階は勘定所と物置所となっていました。この勘定所は詰所(つめしょ)となっており、苗木領1万石の年貢米や金銀の出入りなど全ての出納(すいとう)はここで行われました。
この勘定所門をくぐると城主の住居空間である二の丸が広がっていました。
苗木交流センターだより令和6年9月号掲載

勘定所門跡から二の丸へ

苗木城復元模型 朱印蔵 勘定所門
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更新日:2024年09月18日