《苗木城跡を歩く25》風呂谷門と風穴

更新日:2023年10月01日

当館脇道

苗木城跡に通じる当館脇道

高森神社(昔の竜王権現)の鳥居

苗木遠山史料館の脇道を通り苗木城跡に続く道に出ると、すぐ風呂谷門があった場所となります。そこから少し進むと右に高森神社の鳥居があります。ここから坂道を登っていくと巨岩にたどり着きます。

巨岩と巨岩の割れ目に空間があり「風穴」と書かれた表示があります。苗木では、八幡の岩観音が有名ですがこちらの方が遥かに大きく中も綺麗で趣深い空間です。城山には巨岩が群れ立つ景色が見られますがこれほど味のある風門を持つ巨岩群はないでしょう。

風呂谷門の「風呂」は「ふうろ」と読み、山の中腹にある風穴のことで、江戸時代には幕府に献上する氷餅を貯蔵しました。高峰山のちには二ッ森山で厳寒にさらして作られた氷餅は6月に献上され、それまで風穴で保管されました。

 

風穴1
風穴3

風穴入口

風穴4

風穴の中

中津川市苗木遠山史料館

〒508-0101 岐阜県中津川市苗木2897-2
電話番号0573-66-8181
ファックス0573-66-9290
メールによるお問い合わせ