《苗木城跡を歩く24》笠置矢倉

笠置矢倉から笠置山を望む

笠置矢倉CG
本丸口門跡を通り過ぎ、石垣沿いに武器蔵跡を右に見ながら進み、その先少し西に下ったところに、笠置矢倉が建っていました。
笠置矢倉は、西の方へ突き出した大きな岩の上に、かけや造りで建てられた床下共に三層の矢倉でした。
笠置矢倉から眺める景色は素晴らしく、苗木明細記には「笠置山・高巣山・二ッ森山など遠くに望み、見晴らしのいい所である。通常は何も入れ置くものはない。笠置山に向かっているので名を付けたと見える。」と書かれています。
この矢倉の床下には抜け穴があり、この穴から木曽川へ逃れ出ることができたと伝えられています。
床下の抜け穴
床下の抜け穴風景

笠置矢倉 当館模型
中津川市苗木遠山史料館
- 〒508-0101 岐阜県中津川市苗木2897-2
- 電話番号0573-66-8181
- ファックス0573-66-9290
- メールによるお問い合わせ
更新日:2023年08月30日