《苗木城跡を歩く16》勘定所門跡

勘定門(当館苗木城復元模型より)
勘定所門(かんじょうしょもん)
三の丸広場から大門を通ると前方に綿蔵門、左に御朱印蔵があり、右手に勘定所門がありました。門は二階建てで、物置が付随(ふずい)していました。
2階は勘定所詰所で、領内の年貢米や金銀の出入りなど、苗木領1万石の出納は、この役所で取り調べました。
また、これを吟味する勘定改めも行っていました。決算の結果は一紙に取り結び、城主が在城の節は一覧していただきました。
これを遠山家では一紙勘定と名付けていました。勘定所門を下ると城主の住居空間である二の丸が広がっていました。

勘定門跡
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更新日:2023年06月03日