《苗木城跡を歩く4》武器蔵跡
南側から見た武器蔵跡
武器蔵は、長さ八間(約16m)、幅三間(約6m)の土蔵でした。建物の長さから八間蔵とも呼ばれました。
ここには大名遠山家が所有していた鉄砲や弓などの武器類が所蔵されていました。現在でも礎石や縁石が当時のまま残されています。
苗木藩の参勤交代の行列には鉄砲持ちが20人、弓持ちが10人ほど並び、これらは足軽が担当します。
足軽は立派な武器などを持っていなかったので、藩から貸し出された鉄砲や弓を持ちました。
なお、正規の武士は所領地の石高に応じて定められた武具などを各家で準備しました。
武器蔵(当館苗木城模型)
中津川市苗木遠山史料館
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更新日:2023年04月22日