⦅中津川宿8⦆御退道

更新日:2021年04月01日

御退道

中津川宿 御退道

御退道(ごたいどう)とは

 本陣は公家、幕府の役人などが泊まったり休憩したりするところでした。

だから、その人たちが泊まられたりするときは、本陣の周りは警固が厳しいものでした。

それでも、敵が攻めて来たり、火事があったり、地震が起こったりする時があるかもしれません。

その時、避難する道のことを「御退道」といいます。

中津川宿御退道の石橋

御退道.png

この立札は中山道歴史資料館より西約50メートル先にあります

この御退道の途中にある石橋は、江戸時代からずっと変わっていません。このあたりでは一番古い石橋だと言われています。歴史好きにはたまらない隠れスポットとなっています。

中津川宿本陣の避難場所は旧大泉寺でした。旧大泉寺は文久2(1862)年 火事で焼けてしまい、現在は北野に移っています。

中津川宿本陣の裏手から出て西側の石坂を小径に沿っておりていくと、用水に石橋が架かっています。

その橋を渡ってさらに進むと十字路になります。そこが旧大泉寺で、当時の避難場所だったのです。

御退道

御退道

御退道 立札

立札

中津川市中山道歴史資料館

〒508-0041 岐阜県中津川市本町二丁目2-21
電話番号0573-66-6888
ファックス0573-66-7021
メールによるお問い合わせ