⦅中津川宿13⦆ 松霞堂
中津川市中山道歴史資料館から中山道沿いに西へ「中津川村庄屋(田丸屋)」、「十一屋(田口家)」を通り桝形になる右隣の家が「松霞堂」と呼ばれている江戸時代に建てられた家です。
家の造りも、雨戸は二つ折にして上に持ち上げ、固定するように作られています。
屋根裏には隠し部屋が残されています。
十一屋から松霞堂へ
松霞堂(可児家)
松霞堂(可児家)
裏庭の石垣
この家の裏庭に残る石垣は、桝形が出来た頃のものと言われ、川上川(今の中津川)の氾濫に備えたものと伝えられています。
当時この石垣から眺める川上川(中津川)もとても素晴らしい景色だったことでしょう。
松霞堂(しょうかどう)といわれる由来
裏庭の石垣と松
「松霞堂」と呼ばれるのは、この家の裏にはには樹齢170年以上といわれる松の木があり、この松に霞(かすみ)がかかると大変風趣のある景色であったことから、このように呼ばれて今に至っています。
中津川市中山道歴史資料館
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更新日:2021年04月01日