第24回企画展 南極の石―太古の地球をのぞく
南極地域観測隊などによって採集された南極大陸とその沿岸の島々の岩石標本を展示し、南極大陸の成り立ちを紹介します。
昭和基地の西約600kmに位置するセールロンダーネ山地では、日本の南極地域観測隊によって新鉱物(Magnesiohögbomite-2N4S)が発見されています。この新鉱物をはじめ、セールロンダーネ山地の研究から、今から5~6億年前に二つの大陸が衝突して超大陸が形成された過程が解き明かされつつあります。
昭和基地の東方に位置するエンダービーランドという地域からは、およそ39億年前(太古代)という地球上では最古級の岩石が発見されています。南極以外の地域に分布する太古代(25~40億年前)の岩石も展示して、太古の地球をすこしだけのぞいてみます。
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会期2019年10月5日(土曜日)~12月22日(日曜日)
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時間9:30~17:00(入館は16:30まで)
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会場中津川市鉱物博物館 企画展示室
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費用通常の入館料でご覧いただけます
記念講演会
南極へ行こう ~南極観測隊とその活動~
高層気象ゾンデ観測
南極はどんなところか。なぜ南極を調べるのか。
元南極地域観測隊員の講師が、観測隊の仕事や南極での経験を紹介します。
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講師小塩哲朗さん(名古屋市科学館主任学芸員)
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日時2019年11月23日(土曜日・祝日) 13:30~15:00
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会場中津川市鉱物博物館 研修室
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定員40人
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対象小学校高学年~大人
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費用聴講無料
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受付当日受付(予約不要)
企画展解説書
中津川市鉱物博物館
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更新日:2021年04月01日