2020年度第Ⅲ期展「旅―巡り合い」
魁夷は自分の芸術世界の深みを追求するため、日本と西洋を行き来する旅を重ね、旅の中での「巡り合い」を制作につなげました。人生は旅である―と語るように、魁夷にとって「旅」は制作に外せないものであり、日常を断ち切り、本来の自分を取り戻すような特別なものでもありました。
故郷にいるような安らぎを覚えた北欧の旅、心の拠り所となったドイツの古い町並み、唐招提寺御影堂障壁画制作のため、鑑真和上の故郷を求めた中国取材旅行など。
異国の旅に注目し、旅の巡り合いの中で生まれた名作・肉筆のスケッチを紹介します。
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会期2020年9月17日(木曜日)~12月25日(金曜日)
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時間9:30~17:00(入館は16:30まで)
白夜〈習作〉(リトグラフ)
黄山雨収(木版画)
碧湖(リトグラフ)
夕べの町(オリジナル木版画)
中津川市東山魁夷心の旅路館
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更新日:2021年04月01日