水道に関するトラブル

更新日:2022年09月02日

水道水の保存方法は?

密閉した容器で室内の遮光した場所に保存するのが良いでしょう。なお冷蔵庫が一番適所です。

保存時期によって異なりますが、目安として冬季で16日、春秋季で10日、夏季で3日程度です。この目安の日数を過ぎると滅菌効果が無くなり、細菌汚染が考えられます。

また、ペットボトルの場合は、冷蔵庫内で16日程度です。ポリバケツでの汲み置きは6時間程度で殺菌効果が無くなり、細菌が入り汚染されますので避けてください。

いづれにしましても、安全性を考えると長期間の汲み置きは避け、これを飲料水とする場合には煮沸を行なってください。

おいしい水の水質要件は?

おいしい水の要件は、

  1. ミネラル分(カルシウム・マグネシウムの合計量)及び酸素・炭酸ガスがほどよく溶け込んでいる水
  2. 水温が8~12度程度
  3. 中性または中性に近い水

です。ミネラル分が1リットル中に10~100ミリグラム、(中でも50ミリグラム前後の水は「まろやかな味」とされています)酸素が1リットル中に5ミリグラム以上、炭酸ガスが20ミリグラム前後溶け込んでいる水が「おいしい水」とされております。

WHOガイドラインでは、1リットル中のミネラル分が0~60ミリグラムを軟水、60~120ミリグラムを中程度の軟水、120~180ミリグラムを硬水、180ミリグラム以上を極度な硬水としております。

日本の約75%は50ミリグラム以下の水で、中津川市の水は、1リットル中のミネラル分が1.5~26ミリグラム、PHが6.2~8.6の中性で、ミネラル分はやや少なめですが比較的「おいしい水」と言えます。酸素及び炭酸ガスは測定しておりません。

白い水が出るときの原因は?

水道管の中に入った空気が水の圧力により小さな粒となって水中に混入したためです。

主に水道工事などで水道管の中が空になり、工事が終わり通水した時この現象が起きます。

捨て水などで十分留意をしておりますが、給水管に入り込み蛇口から出ることがあります。ひどいときには乳白色になることがありますが、汲置きしますと数十秒から数分後で透明になります。空気の混入によるもので、滅菌用の薬品ではなく安全性については心配ありません。

また、水処理で使用した凝集剤が高濃度になった場合にも白い水の原因になることがあります。

赤い水が出るときの原因は?

鋳鉄管、鋼管やバルブの鉄面が錆び、これが水道水中に剥離し赤い水の原因となります。

赤水は、水道工事や火事の時の消火栓の使用など管内の水の流れの急激な変化により、内面に付着していた赤錆が剥離して発生します。

工事時には赤水は全て捨て水をしてから通水するよう十分留意しておりますが、給水管へ入り込んだ赤水は蛇口から排水するしか方法はありませんので、ご協力をお願いします。

鉄さびなど赤水によって白い衣類が汚れた場合は、しゅう酸が有効です。水100に対し、しゅう酸3(やや少なめでもよい)の割合の液を作り、汚れた衣類を約2時間(ぬるま湯の場合は約1時間)つけて、適宜棒でかき混ぜます。なお、しゅう酸の取扱には注意を要します。

青い水が出るときの原因は?

給水管に銅管を使用した場合に青い水の原因となることがあります。

大きな容器や浴槽に水を溜めた時に青く見えることがあります。これは、青い光が散乱し赤い光が吸収されるために青く見えます。特にアイボリー系の容器や浴槽に多く見られます。

また、洗面台やタイルなどが青くなるのは、使われている銅管の銅が水に溶け出し、石鹸や湯垢に含まれる脂肪酸と銅イオンが反応して青色の石鹸銅を作り、それが付着するためです。緑青は、銅のサビの一種で緑色を呈し、昔から有毒とされてきましたが、東京大学の調査研究により毒性はそれほど無いという結果が報告されています。

なお、銅製の調理器具や銅管などから出る青い水は銅イオンの色と考えられ、緑青とは性質を異にし、塩素その他の陰イオンとの化合物です。

水道の個人の管理はどこからですか?

水道は、水道本管から分岐した給水管の宅内入口付近に設けられた止水栓を境界として、それより宅地内が個人管理です。

止水栓は、鉄製の丸い蓋のついた筐で明示してあります。なおメーターは8年ごとに交換が義務付けられていますので、水道使用者に貸与しております、メーターボックス及びボックス内のバルブなども含め、適正な管理をお願いします。

水道課はどちらにありますか?

市庁舎北隣水道分室にあります。

口径はどのようにして決めますか?メ-タ-口径13ミリメートルと20ミリメートルの比較でお願いします。

メーターの口径は蛇口の数で決めております。13ミリメートルは蛇口の数が4口まで、20ミリメートルは蛇口の数が5口以上15口までです。

メーターは口径によって適正に計量する流量範囲が決まっています。そこで蛇口の数から一度に使う量や一日に使う量、一カ月に使う量などを標準的な例で計算し口径を決めています。

宅内の事故は自分で修理できますか?

蛇口の取替え、凍結防止のための保温など簡単な修理はできます。

水道については、水圧がかかっていますので、一時的に修理ができてもすぐに漏水が発生する恐れがありますので、指定給水装置工事事業者に依頼してください。

宅内の事故はどこで対応してくれますか?

水道については、中津川市指定給水装置工事事業者に依頼してください。

指定業者とは、中津川市に登録した事業者のことです。お宅の水道管を設置した指定業者が配管状況も良く分かっていますので、修理が早いと思います。指定業者が分からない時は、水道課までご連絡いただければ、近くの業者を紹介することもできます。

中津川市指定給水装置工事事業者一覧(PDFファイル:203.4KB)

時々、水道管が破断裂したように見え、道が濡れていると感じたことがありますが、どこへ連絡すればよいですか?

平日は、中津川市環境水道部水道課へ、時間外祝祭日等は市役所へご連絡ください。

水道は皆さんの生活に欠くことのできないものです。市では1日24時間いつでも対応できるよう、職員及び水道業者への連絡体制を取っています。

この記事に関するお問い合わせ先

環境水道部水道課
電話番号:0573-66-1111(内線:整備係・管理係513、514、 515)
メールによるお問い合わせ

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