CPRの質の向上を目的とした救急訓練を実施しました

更新日:2025年12月02日

令和7年11月5日(水曜日)、6日(木曜日)の2日間、西消防署において、中津川市民病院、日本光電工業株式会社、株式会社高研にご協力いただき、救急隊訓練を実施しました。
この訓練は、「質の高いCPRを行いながら特定行為を行う」ことを目的として実施したものです。
当日は、狭隘な現場でもCCF(胸骨圧迫時間比)が80%以上を目標とし、両社からお借りしたリアルタイムにCPRの質を測定できる資機材を活用しながら訓練を実施しました。
また、訓練後には、データと映像を用いた振り返りを行い、同病院の病院前救急診療科松本医師から救急活動について、ご教授いただきました。
CPRの質は、測定なくして改善はありません。今後も、傷病者の社会復帰を目標に、測定資機材を活用した訓練を継続してまいります。

用語の説明

  • CPRとは、心肺停止の傷病者に対して胸骨圧迫と人工呼吸を行うことです。
  • 質の高いCPRの要素は、胸骨圧迫の位置、深さ、リズム、リコイルが適切にできており、胸骨圧迫の中断時間を最小限にすることです。また、人工呼吸の換気量が適切にできることです。
  • 特定行為とは、救急救命士による静脈路確保、薬剤の投与、気管挿管などによる気道確保をのことです。

救急訓練写真1

階段の踊り場での訓練の様子

救急訓練2

狭隘な廊下での訓練の様子

救急訓練3

集合写真

救急訓練4

集合写真2

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住所:中津川市茄子川1785-36
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