大気環境(光化学オキシダントほか)

更新日:2023年11月02日

光化学オキシダントとは

工場の煙や自動車の排出ガスなどに含まれる窒素酸化物や炭化水素などが、太陽の紫外線により光化学反応を起こし、「光化学オキシダント」という有害な物質が生成されます。

この物質が、ある濃度以上になると目がチカチカしたり、のどが痛くなったりすることがあります。

光化学オキシダントが発生しやすい時期及び気象条件

4月から9月にかけて光化学オキシダント濃度が上昇します。また、日差しが強く、気温が高く、風の弱い日に発生しやすく、特に遠くがもやのかかったような視界の悪い日には、十分注意が必要です。

注意報等が発令されたら

注意報等が発令時には、「市民安全情報ネットワーク」等でお知らせをします。

発令時には、

  • 屋外における活動(特に運動)や外出を控える。
  • 屋内においても、風向きにより窓を閉める。
  • 目やのどなどに刺激を感じた場合は洗眼、うがいをする。
  • その他、体に異常を感じたら、症状に応じて医療機関の診断を受ける。ぜん息等のアレルギー疾患を持っている方は特に注意してください。

光化学オキシダント注意報などの発令基準

  • 予報
    基準測定局において、1時間値濃度が0.1PPM以上となり、気象条件から見て、その状態が継続すると認められるとき。
  • 注意報
    基準測定局において、1時間値濃度が0.12ppm以上となり、気象条件から見て、その状態が継続すると認められるとき。
  • 緊急警報
    基準測定局において、1時間値濃度が0.4PPM以上となり、気象条件から見て、その状態が継続すると認められるとき。

その他 岐阜県内の大気測定

岐阜県において、県内の大気測定が行われています。

中津川測定局では、光化学オキシダント、PM2.5のほか全9項目の測定が実施されています。

この記事に関するお問い合わせ先

環境水道部環境政策課
電話番号:0573-66-1111(内線 542・543)
メールによるお問い合わせ

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