防災行政無線とは

更新日:2022年06月06日

防災行政無線は、市民の皆さまの生命、安全を守るために必要な「緊急情報」を、市民の皆さまにお伝えする「情報伝達手段」のひとつです。

市に設置した「親局」からの電波を、市内全域200 箇所に設置した「屋外拡声子局(音声スピーカー・モーターサイレン)」が受信し、サイレンと音声放送により、緊急情報などをお知らせします。

サイレン・音声放送は、情報伝達が必要な地区だけに実施しています。

聴こえ方へのご理解とご協力をお願いいたします

現在、市では防災行政無線の作動状況の確認を兼ねて、正午と17時に時報メロディーを放送しています。防災行政無線が正常に作動しているか、広く聴き取れるか等を点検するために、ある程度の長さやスピードが必要なことや、時報が地域に定着しているため、現在のメロディーや音量で運用していく方針です。

防災無線スピーカー付近にお住いの方にはご迷惑をおかけしておりますが、ご理解の程をお願いいたします。

一方で、放送が聴こえない、聴き取りにくいとの声をいただくこともあります。防災行政無線は性質上地形や天候の影響を受けやすく、当市のように市域が広く周囲を山で囲まれた地域では聴き取りにくくなることがあります。また、スピーカーを増設したり音量を上げても反響し、より聴こえにくくなることもあります。そのため、市民の皆様が自ら情報を取りに行っていただく手段の一つとして運用しており、他に市民安全情報ネットワークによるメール配信、放送を聴き直すテレホンサービス、市ホームページ「緊急情報」でもご確認いただけますので併せてご活用ください。

今後も防災行政無線の改善や様々な手段での情報配信を検討してまいりますので、ご理解の程を重ねてお願いいたします。

モーターサイレンと音声スピーカー

モーターサイレンと音声スピーカーの違いが分かりづらいとの声もあり、モーターサイレンと音声スピーカーの特徴をご紹介します。

モーターサイレンと音声スピーカーの比較
  モーターサイレンの特徴 音声スピーカーの特徴
音質 近くも遠くもよく聞こえるよう低音・高音が混在した音。 様々な音色が放送できるが、距離が遠くなると音が減衰し易く聞こえづらくなる。
音達

音が伝わる距離は約1000メートル。

比較的騒音の多い場所でも伝わる。

音が伝わる距離は約300メートル
音声 音声放送ができない 音声による防災情報の放送やチャイム、ミュージックによる時報が行える。
  • モーターサイレンの長所と音声スピーカーの長所を活かして防災行政無線を整備しています。場所によっては、モーターサイレンと音声スピーカーが併設している所、モーターサイレンが無い所もあります。
  • モーターサイレンは、お伝えする情報によって鳴らすときと鳴らさないときがあります。

モーターサイレン

モーターサイレン内部に設置された円盤を回転させることで空気を振動させ、サイレン音が発生する装置です。

モーターサイレン

音声スピーカー

市内各所で現在も設置されているスピーカーです。時報やサイレン放送、音声放送を行う装置です。

音声スピーカー

どんなときに使うの

サイレンを鳴らす放送

  1. 火災発生情報(サイレン・音声放送)
  2. 消防団招集(サイレン・音声放送)
  3. 消防団演習・出初式(サイレン)
  4. 東海地震予知情報・同警戒宣言(サイレン・音声放送)
  5. 慰霊・追悼(サイレン)
  6. 火災予防週間(サイレン)

サイレンを鳴らさない放送

  1. 風水害・土砂災害時等の避難指示(チャイム・音声放送)
  2. 警報などの気象情報(チャイム・音声放送)
  3. 緊急地震速報【震度5弱以上】(専用アラーム・音声放送)
  4. 武力攻撃(専用アラーム・音声放送)
  5. 大気環境注意報(チャイム・音声放送)
  6. 行方不明者捜索(チャイム・音声放送)
  7. その他、緊急性を伴う行政情報(チャイム・音声放送)
  8. 時報ミュージック(正午:野ばら 17時:夕焼け小焼け)

音声放送を聞き漏らしたときは

  • 音声放送を聞き漏らしたり、よく聞こえなかった場合は、以下の電話番号で音声放送のテレホンサービスをご利用下さい。
    電話番号:0573-65-0370

この記事に関するお問い合わせ先

総務部防災安全課
電話番号:0573-66-1111
(内線:生活安全係162・防災対策係165・消費生活相談室167)
メールによるお問い合わせ

知りたい情報が見つからない・わかりにくかったとき