ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン/子宮頸がんワクチン)(予防接種)

更新日:2025年08月14日

HPVワクチンの種類と効果

  • 現在主流となっている9価ワクチン(シルガード9)は子宮頸がんを起こしやすいヒトパピローマウイルスの種類であるHPV16型、18型に加え5種類の感染を防ぎ、子宮頸がんの原因の80〜90%を防ぎます。他に使用できるワクチンには2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)があり、子宮頸がんを起こしやすい種類であるHPV16型と18型を防ぐことができます。そのことにより子宮頸がんの原因の50〜70%を防ぎます。
  • 必要回数を接種完了することで、感染予防効果を示す抗体は12年維持される可能性があると、これまでの研究でわかっています。

HPVワクチン定期接種

HPVワクチン接種は予防接種法で定められた「定期接種」です。

  • 対象者:小学校6年生〜高校1年生(16歳になる年)の女子
  • 標準的な接種期間:中学1年生〜高校1年生(16歳になる年)
  • 接種費用:公費(無料で受けられます)

高校1年生(16歳になる年)の方は最終年度です

HPVワクチンを公費で接種できる期間は高校1年生の歳までです(該当年度の3月31日まで)。3回接種を完了するためには最低6ヶ月必要です。接種を希望する方は計画的に接種をご検討ください。

接種回数

ワクチン種類や接種を開始する年齢により接種回数が異なります

シルガード9(9価)

  • 1回目の接種を15歳未満で開始する場合 → 2回接種で完了

        接種間隔:1回目から6ヶ月あけて2回目を接種。

  • 1回目の接種を15歳以上で開始する場合 → 3回接種で完了

        接種間隔:1回目から2ヶ月あけて2回目接種。
                           3回目は、2回目から3ヶ月かつ1回目から6ヶ月あけて接種。

サーバリックス(2価)、ガーダシル(4価)

  • 接種開始年齢に関わらず→3回接種で完了

キャッチアップ接種

キャッチアップ接種として公費で接種を受けられる期間は令和7年3月で終了しましたが、条件に該当する方は令和7年4月以降も公費で接種が受けられる「救済措置」が実施されています。

救済措置の対象者条件・期間

  • 対象者の条件 キャッチアップ接種実施期間(令和4年4月1日〜令和7年3月31日)の間に1回以上接種した方で下記1または2に該当する方
  1. 平成9年4月2日〜平成20年4月1日に生まれた方(キャッチアップ接種対象者)
  2. 平成20年4月2日〜平成21年4月1日に生まれた方(令和6年度に高校1年生の方)

救済措置の期間 令和7年4月1日〜令和8年3月31日まで

(注)中津川市から転出された場合、中津川市の予診票を使って接種することができません。転出先の市町村にお問い合わせください(接種日時点で住民登録がある方が対象です)。

注意事項

接種を希望される方は、下記「関連資料」のリーフレットを必ずお読みいただき、ワクチンの有効性やリスク等を十分にご理解いただき、体調の良いときに接種を受けてください。

予診票の発行申請

予診票がお手元に無い方は下記までご連絡ください。

健康課   0573-66-1111(内線628・625)

関連資料 (接種前にお読みください)

関連サイト

この記事に関するお問い合わせ先

医療福祉部健康課
電話番号:0573-66-1111
内線:予防保健係623・健康支援係(母子)626・健康支援係(成人)627
メールによるお問い合わせ

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