ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン/子宮頸がんワクチン)(予防接種)

更新日:2024年06月28日

HPVワクチン定期接種

日本では小学校6年生〜高校1年生相当の女子を対象に、子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を防ぐHPVワクチンの接種が平成25年から定期接種となっています。対象者は公費により接種を受けることができます。

キャッチアップ接種

HPVワクチンは、平成25年から令和3年まで接種を個別にお勧めする取り組みが差し控えられていた期間がありました。この期間に定期接種の対象であった方を対象に「キャッチアップ接種」を実施しています。

HPVワクチンの種類と効果

  • 接種できるHPVワクチンは3種類あり、2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)は、子宮頸がんを起こしやすい種類であるHPV16型と18型を防ぐことができます。そのことにより子宮頸がんの原因の50〜70%を防ぎます。9価ワクチン(シルガード9)はHPV16型、18型に加え他5種類のHPVの感染を防ぎ、子宮頸がんの原因の80〜90%を防ぎます。
  • 必要回数を接種完了することで感染予防効果を示す抗体は12年維持される可能性があるとこれまでの研究でわかっています。

接種対象

定期接種

小学校6年生から高校1年生相当(16歳になる年)の女子

キャッチアップ接種

平成9年度から平成19年度生まれ(高校2年生相当)の女性で未接種または接種未完了の方

キャッチアップ接種の実施期間

キャッチアップ接種として公費で接種を受けられる期間は令和7年3月で終了します。規定となる3回の接種を完了するまでに6ヶ月の期間が必要となりますので、接種を希望される方は早めの接種開始をご検討ください。

  • 公費で接種できる期間 : 令和7年3月まで
  • 3回接種完了までの期間: 約6ヶ月間

注意事項

接種を希望される方は、下記「関連資料」のリーフレットを必ずお読みいただき、ワクチンの有効性やリスク等を十分にご理解いただき、体調の良いときに接種を受けてください。

予診票の発行申請

キャッチアップ対象者の方は予診票を発行しますので、以下の方法で申請してください(令和4年度、令和5年度に発行した予診票がお手元にある方は使用できます)

お電話での発行申請→0573−66−1111(内線628・625)

Webでの発行申請→下記のフォームから申請

(注)予診票は申請後、1週間以内を目処に住民票の住所に郵送します。

 

関連資料 (接種前にお読みください)

接種回数

ワクチン種類や接種を受ける年齢により接種回数が異なります

  • サーバリックス(2価)・ガーダシル(4価)

3回接種

  • シルガード9

1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合→ 2回接種

1回目の接種を15歳になってから受ける場合→ 3回接種

(注)どのワクチンも1回目から接種完了までに6ヶ月を要します。

関連サイト

この記事に関するお問い合わせ先

市民福祉部 健康医療課
電話番号:0573-66-1111
内線:予防保健係623・医療管理係622・健康支援係(母子)626・健康支援係(成人)627
メールによるお問い合わせ

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