ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン/子宮頸がんワクチン)(予防接種)

更新日:2025年01月30日

HPVワクチン定期接種

対象者:小学校6年生〜高校1年生相当(16歳になる年)の女子

子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を防ぐHPVワクチンの接種が平成25年から定期接種となっています。対象者は公費により接種を受けることができます。

キャッチアップ接種

対象者:平成9年度〜平成19年度生まれ(高校2年生相当)の女子

HPVワクチンは、平成25年から令和3年まで接種を個別にお勧めする取り組みが差し控えられていた期間がありました。この期間に定期接種の対象であった方を対象に「キャッチアップ接種」を実施しています。

HPVワクチンの種類と効果

  • 接種できるHPVワクチンは3種類あり、2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)は、子宮頸がんを起こしやすい種類であるHPV16型と18型を防ぐことができます。そのことにより子宮頸がんの原因の50〜70%を防ぎます。9価ワクチン(シルガード9)はHPV16型、18型に加え他5種類のHPVの感染を防ぎ、子宮頸がんの原因の80〜90%を防ぎます。
  • 必要回数を接種完了することで感染予防効果を示す抗体は12年維持される可能性があるとこれまでの研究でわかっています。

キャッチアップ接種の実施期間

キャッチアップ接種として公費で接種を受けられる期間は令和7年3月で終了とされていましたが、条件に該当する方に対し令和7年4月以降も公費で接種が受けられる「救済措置」が令和7年1月、国から示されました。

救済措置の対象者条件・期間

  • 対象者の条件 キャッチアップ接種実施期間(令和4年4月1日〜令和7年3月31日)の間に1回以上接種した方で下記1または2に該当する方
  1. 平成9年4月2日〜平成20年4月1日に生まれた方(キャッチアップ接種対象者)
  2. 平成20年4月2日〜平成21年4月1日に生まれた方(令和6年度に高校1年生の方)
  • 救済措置の期間 令和7年4月1日〜令和8年3月31日まで

注意事項

接種を希望される方は、下記「関連資料」のリーフレットを必ずお読みいただき、ワクチンの有効性やリスク等を十分にご理解いただき、体調の良いときに接種を受けてください。

予診票の発行申請

令和4年度、令和5年度に発行した予診票がお手元にある方は使用してください。お手元に無い方については下記までご連絡ください。

お電話での発行申請→0573-66-1111(内線628・625)

Webでの発行申請→Webでの発行申請は令和6年9月末で終了しました。

(注)予診票は申請後、1週間以内を目処に住民票の住所に郵送します。

 

関連資料 (接種前にお読みください)

接種回数

ワクチン種類や接種を受ける年齢により接種回数が異なります

  • サーバリックス(2価)・ガーダシル(4価) → 3回接種
  • シルガード9

          1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合 → 2回接種

          1回目の接種を15歳になってから受ける場合 → 3回接種

関連サイト

この記事に関するお問い合わせ先

市民福祉部 健康医療課
電話番号:0573-66-1111
内線:予防保健係623・医療管理係622・健康支援係(母子)626・健康支援係(成人)627
メールによるお問い合わせ

知りたい情報が見つからない・わかりにくかったとき