ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン/子宮頸がんワクチン)(予防接種)
HPVワクチンの種類と効果
- 現在主流となっている9価ワクチン(シルガード9)は子宮頸がんを起こしやすいヒトパピローマウイルスの種類であるHPV16型、18型に加え5種類の感染を防ぎ、子宮頸がんの原因の80〜90%を防ぎます。他に使用できるワクチンには2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)があり、子宮頸がんを起こしやすい種類であるHPV16型と18型を防ぐことができます。そのことにより子宮頸がんの原因の50〜70%を防ぎます。
- 必要回数を接種完了することで、感染予防効果を示す抗体は12年維持される可能性があると、これまでの研究でわかっています。
HPVワクチン定期接種
HPVワクチン接種は予防接種法で定められた「定期接種」です。
- 対象者:小学校6年生〜高校1年生(16歳になる年)の女子
- 標準的な接種期間:中学1年生〜高校1年生(16歳になる年)
- 接種費用:公費(無料で受けられます)
高校1年生(16歳になる年)の方は最終年度です
HPVワクチンを公費で接種できる期間は高校1年生の歳までです(該当年度の3月31日まで)。3回接種を完了するためには最低6ヶ月必要です。接種を希望する方は計画的に接種をご検討ください。
高校1年生の方は定期接種の最終年度です (PDFファイル: 1.1MB)
接種回数
ワクチン種類や接種を開始する年齢により接種回数が異なります
シルガード9(9価)
- 1回目の接種を15歳未満で開始する場合 → 2回接種で完了
接種間隔:1回目から6ヶ月あけて2回目を接種。
- 1回目の接種を15歳以上で開始する場合 → 3回接種で完了
接種間隔:1回目から2ヶ月あけて2回目接種。
3回目は、2回目から3ヶ月かつ1回目から6ヶ月あけて接種。
サーバリックス(2価)、ガーダシル(4価)
- 接種開始年齢に関わらず→3回接種で完了
キャッチアップ接種
キャッチアップ接種として公費で接種を受けられる期間は令和7年3月で終了しましたが、条件に該当する方は令和7年4月以降も公費で接種が受けられる「救済措置」が実施されています。
救済措置の対象者条件・期間
- 対象者の条件 キャッチアップ接種実施期間(令和4年4月1日〜令和7年3月31日)の間に1回以上接種した方で下記1または2に該当する方
- 平成9年4月2日〜平成20年4月1日に生まれた方(キャッチアップ接種対象者)
- 平成20年4月2日〜平成21年4月1日に生まれた方(令和6年度に高校1年生の方)
救済措置の期間 令和7年4月1日〜令和8年3月31日まで
(注)中津川市から転出された場合、中津川市の予診票を使って接種することができません。転出先の市町村にお問い合わせください(接種日時点で住民登録がある方が対象です)。
注意事項
接種を希望される方は、下記「関連資料」のリーフレットを必ずお読みいただき、ワクチンの有効性やリスク等を十分にご理解いただき、体調の良いときに接種を受けてください。
HPVキャッチアップ条件付き延長の方(2回目、3回目接種はお済みですか?) (PDFファイル: 532.2KB)
予診票の発行申請
予診票がお手元に無い方は下記までご連絡ください。
健康課 0573-66-1111(内線628・625)
関連資料 (接種前にお読みください)
HPVワクチン接種後の注意事項 (PDFファイル: 1.3MB)
9価HPVワクチン接種のお知らせ(定期接種版) (PDFファイル: 583.1KB)
関連サイト
この記事に関するお問い合わせ先
医療福祉部健康課
電話番号:0573-66-1111
内線:予防保健係623・健康支援係(母子)626・健康支援係(成人)627
メールによるお問い合わせ
更新日:2025年08月14日