麻しん風しん(MR)(予防接種)
効果など
麻しんと風しんを予防します。
麻しん(はしか)
麻しんウイルスの空気感染によって起こります。感染力が強く予防接種を受けないと多くの人がかかる病気です。潜伏期は約10日間で、下記の症状がみられます。発熱、せき、鼻汁、めやに、発疹を主な症状とし、最初3~4日間は38℃前後の熱で、一時おさまりかけたかと思うと、また39~40℃の高熱と発疹がでます。合併症として、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎がみられる、重症化しやすい病気です。
風しん(三日ばしか)
風しんウイルスの飛沫感染によって起こり、潜伏期は2~3週間で下記の症状がみられます。軽いかぜ症状ではじまり、発疹、発熱、後頸部リンパ節腫脹、眼球結膜の充血がみられます。発疹も熱も約3日間で治るので 「三日ばしか」とも呼ばれます。合併症として、関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などがみられます。
接種時期と回数
- 第1期 : 1歳~2歳未満に1回接種します。
- 第2期 : 幼稚園、保育園等の年長児の時に1回接種します。
関連サイト
副反応
接種直後から翌日にかけて、発熱、発しん、かゆみなどがあらわれることがありますが、そのほとんどは一過性です。また、接種後5~14日ぐらいに、発熱、発しん、頸部等のリンパ節の腫れ、関節痛など、麻しんや風しんにかかった様な症状がでることがあります。これは、麻しんウイルスの性質で、発熱は通常1~2日で治まります。機嫌や食欲などの様子も合わせてみていただき、普段と様子が違うときは医師の診察を受けてください。
以下の症状があらわれた時は、すぐに医師の診察を受けてください>
- まれに、ショック・アナフィラキシー様症状(じんましん、呼吸困難など)があらわれることがあります。
- 100万人接種に1人程度の頻度で、接種後数日~3週間頃に、紫斑、鼻出血、口腔粘膜出血などがあらわれ、急性血小板減少性紫斑病になることがあります。
- 100万人接種に1人以下の頻度で、発熱、手足の麻痺、けいれん、意識障害などの脳症があらわれることがあります。
この記事に関するお問い合わせ先
市民福祉部 健康医療課
電話番号:0573-66-1111
内線:予防保健係623・医療管理係622・健康支援係(母子)626・健康支援係(成人)627
メールによるお問い合わせ
更新日:2022年01月14日