歯と口の健康

更新日:2023年12月08日

歯と口の健康は、全身の健康につながります。生涯を通して歯と口の健康を保ち、元気で楽しい生活を送りましょう。

歯周病を予防しよう

歯を失う原因で最も多いのが歯周病です。歯周病は、歯垢の中に潜む歯周病菌によっておこる感染症で、歯を支える組織が破壊される病気です。また、近年では、歯周病が糖尿病や認知症、肺炎などの全身疾患に悪影響を及ぼすことがわかってきています。 毎日のお手入れと、定期的な歯科健診で、健康な歯を保ちましょう。

節目歯科健診

  • 30歳、40歳、50歳、60歳、70歳の節目年齢の方を対象にした無料歯科健診です。
  • 対象者には、無料クーポン券を郵送します。
  • 市内の指定歯科医院で受けられます。

 

歯科相談

  • 歯や口のお困りごと等ありましたら、ご相談ください。

歯科訪問相談

  • 歯科衛生士がお宅を訪問し、歯科相談を行います。
Kenkou ha-kuchi image2.jpg

8020(はちまるにいまる)をめざそう

8020運動とは

「80歳になっても 20本以上の自分の歯を保とう」という運動で、生涯を通じて自分の歯で食べる楽しみを味わい、心身の健康の保持増進を進めるものです。毎年、8020運動達成者の表彰を行っています。いつまでもおいしく食べ続け、健康寿命を延ばすためにも、8020を目指しましょう。

令和5年度 8020運動よい歯の高齢者表彰を受けられた方(PDFファイル:148.3KB)

Kenkou ha-kuchi image1.jpg

よく噛んで食べよう

「噛ミング30(かみんぐさんまる)」とは

ひと口30回以上噛むことを目標としたキャッチフレーズです。ご家庭でも、30回を目標にしっかり噛んで味わい、家族で食事を楽しむひとときを作りましょう。

噛む8大効用

  1. 肥満を防ぐ  満腹中枢が働き、食べすぎを防げます。
  2. 味覚の発達を促す  食べ物本来の味がわかります。
  3. 発音をはっきりさせる  口まわりの筋肉が発達し、きれいな発音ができます。
  4. 脳の発達  脳細胞の働きを活発にさせ、認知症予防にもつながります。
  5. 歯の病気予防 だ液がたくさん出て、口の中をきれいにし、口臭の発生も減少させます。
  6. がんを防ぐ  だ液に含まれる酵素が、発がん物質の発がん作用を消す働きがあるといわれています。
  7. 胃腸の働きを促進する 消化酵素がたくさん出て、消化を助けてくれます。
  8. 全身の体力向上とストレス解消 よく噛むことで力がわき、日常生活への自信も生まれます。

鼻呼吸のすすめ

鼻で呼吸をすると

鼻毛や線毛がほこりやウイルスをとらえ、体内への侵入を防ぎます。一方、口で呼吸をすると、乾燥した空気とウイルスを直接吸い込むこととなり、感染症にかかりやすくなります。 いつも口がぽかんと開いている方、口を閉じて呼吸することが苦しいと感じる方は、「口呼吸」の可能性があります。また、マスク着用の息苦しさから、「口呼吸」になる方が増えています。普段から、口を閉じることを意識し、「口呼吸」を「鼻呼吸」に変える口の体操「あいうべ体操」をやってみましょう。舌や口周りの筋力を高めることで、「鼻呼吸」が自然にできるようになり、免疫力がアップし、感染症を予防します。

『あいうべ体操』のやり方

あいうべ体操画像3.png

あ・・・口を大きく開く

い・・・口を大きく横に広げる

う・・・口を前に突き出す

べ・・・舌を突き出して下に伸ばす

  • 1セット4秒くらいかけて、ゆっくりと。
  • 1日30セット行うとよいでしょう。

この記事に関するお問い合わせ先

市民福祉部 健康医療課
電話番号:0573-66-1111
内線:予防保健係623・医療管理係622・健康支援係(母子)626・健康支援係(成人)627・健康寿命対策室628)
メールによるお問い合わせ

知りたい情報が見つからない・わかりにくかったとき