中津川市立坂下中学校

更新日:2023年04月21日

「未来へつなげる」小中学校市制70周年記念事業

事業名

くじけない強さ・挑戦し続ける心育成「自立・共生・創造」プロジェクト

事業目的

予測困難な時代を「生き抜く力」の育成をめざして ~ くじけない強さ・挑戦し続ける心育成「自立・共生・創造」プロジェクト ~

生徒がこの先、生きていく社会は、予測困難な時代であり、決して明るい未来が予測されているわけではない。そんな中でも、夢をもち、困難や挫折に向き合い、厳しい現実を受け止め、挑戦し続ける姿や、一人ではなく、周りの人と支え合いながら、人のやさしさ、あたたかさを知り、前を向いて進んでいく、生徒にはそのような姿を期待したい。そこで、将来のひとりだちに向けて、めあてをもって努力し、よりよい生き方を共に求め合う体験を重視した学習を生徒自らが企画・立案することを通して、将来にわたって生きてはたらく「自立・共生・創造」の力を育むことをねらいとして本事業を実施した。

事業内容

・噺家 林家染太氏の講演にて、困難な現実や差別・偏見を受けとめ、決してあきらめることなく前を向いて力強く歩み続けていく講話での学びを基調として、生徒会を中心にした人権週間の取組を実施した。

・人権週間においては、生徒会を主体とした人権集会を中心に据え、集会の前後に仲間を傷つける言動や差別、偏見をなくし思いやりの心をもって人と接する心を醸成する場を段階的に位置づけた。

第1段階 あったかい言葉かけ運動

第2段階 身近に潜む仲間を傷つける言動に係る生徒会アンケート

第3段階 人権集会

人権集会では前段階までに行った取組をもとに身近に潜む仲間を傷つける言動について考え、他者を傷つけないためにどうすればよいか、また、自分を守るためにはどうすればよいのかを討論した。討論で出し合った願い等をもとに、仲間を傷つける言動や差別、偏見をなくし思いやりの心をもって人と接するための「○年○組人権宣言」を各学級で決定するとともに、「坂下中人権宣言」の願いを全校で再確認した。その後、個人の行動目標を決定した。

「坂下中人権宣言」に基づく「人権の日」の定期実施による人権意識の継続的な醸成を行っている。

・毎月1回、15日前後に実施

・人権作文を読み合い、感想を全校に紹介

・冒頭で「坂下中人権宣言」を全校で復唱

事業成果

  • 講演より「夢をもつことの大切さ」を学び、どんなにつらくても目標へ向かって努力し続けることの大切さを学んだ。
  • 困難に対してもあきらめずしなやかに対応する方途、考え方を講演より学び、時にはその場から逃げ、エネルギーをためて再挑戦する方法もあることの大切さを学んだ。たとえどんなに辛くても「絶対に死なないこと」「生きていれば必ず楽しいことがあること」「周りには助けてくれる大人がいること」を学び、決して一人ではなく、周りには夢の実現のための協力者がいることを理解した。
  • 目標を実現するために、大切な考え方や姿勢について講師より学んだ。
  • 講演を基調とし、差別や偏見について、深く考えていこうとする意欲の醸成につながった。

写真

shisei70th_sakashitajh01

講演会

shisei70th_sakashitajh02

講演会

shisei70th_sakashitajh03

講演会

shisei70th_sakashitajh04

人権集会(リモート)

shisei70th_sakashitajh05

人権集会(仲間の良さ見つけ)

shisei70th_sakashitajh06

人権集会(グループディスカッション)

shisei70th_sakashitajh07

各学級人権宣言

shisei70th_sakashitajh08

個人行動目標

来年度以降につなげていく取組計画

「坂下中人権宣言」に基づく「人権の日」の定期実施による人権意識の醸成を継続的に行っていく。

  • 毎月1回、15日前後に実施
  • 人権作文を読み合い、感想を全校に紹介
  • 冒頭で「坂下中人権宣言」を全校で復唱
  • 仲間の良さに目を向ける「よかったよカード」について継続的に実施

この記事に関するお問い合わせ先