つなげる~70周年、そして未来へ~

更新日:2023年03月03日

中津川市は令和4年で市制70周年を迎えました

70周年を迎えて

昭和27年の市制施行以来、昭和、平成と合併のたびに中津川市の自然・産業・人的資源が大きくなり、魅力が膨らんできました。何代も受け継がれてきた農林業、街道とともに築き上げられた商業文化、そして近年ものづくりのまちとして注目される工業など、幅広い魅力が備わっています。
リニアのホームタウンとしての将来を思い描くとき、さらに大きく発展すると確信しています。
振り返ってみると、ふるさとで過ごした子ども時代は、毎日が山遊び、川遊び、そして茶目っ気たっぷりないたずらの数々。”超“活動的でした。
一番の思い出は、何といっても家で毎日決められた役目を果たしたり、家の手伝いをしたことです。自分が家族の一員という自覚のもと、兄弟と協力する市長顔写真中で成長できたと思います。
現在は、中津川市制施行時と比べ、地域的にも世界的にも将来への不安や課題の深刻さが変容してきていると感じずにはいられません。閉塞感の漂う時代にあって、中津川市が自然や人などの魅力を生かし、「ストレスマネジメントのできるまち」となることを願っています。


中津川市長 青山節児

市制70 周年記念ロゴマーク

70周年ロゴマーク

市制70周年を記念し、60周年の際にロゴマークを作成していただいた当市出身の村上康成氏にデザインを再度依頼し、当市の魅力のひとつである自然や清流からアマゴとカワセミによるロゴマークを作成しました。

作者プロフィール

村上康成顔写真

Photo Y.Tanioka

絵本作家 1955 年岐阜県生まれ。(中津川市出身)
創作絵本をはじめ、ワイルドライフ・アートなどで独自の世界を展開する自然派アーティスト。現在、中津川市と東京のアトリエで活動中

作者にインタビュー

市制70 周年記念ロゴのコンセプトは?

60周年は、アマゴ・アユ・アジメドジョウの、個々の生態をシンボルとして、描きました。70周年でも、やはり大好きなアマゴは外せませんでした。木曽川、付知川など、エメラルドの清流に映えるアマゴの美しさは、私の美意識の根幹にあります。そして、その天敵でもあるカワセミが青い閃光となってダイブする光景もごく自然に見られます。このコラボレーションこそ、健やかな環境にある中津川を象徴するものだと、デザインしました。広く活用していただけたら、幸いです。

作品づくりで大切にしていることは?

絵本も絵画でもそうですが、主役は作品ではなく、ご覧になるみなさんです。風にざわめく葉のように、何か発揚するきっかけとなっていただけたらといつも願っています。

中津川市で過ごした子ども時代の思い出は?

小学生の頃、付知川のアマゴの群れを水中で見た光景は、やがて絵本デビューのきっかけとなりました。強烈なインパクトでした。
高校時代は通学の帰り、中津川駅に降り立つと、目の前にそびえる恵那山が裾野を広げ、うれしい時も辛い時も、毎日「おかえり」と迎えてくれました。

この先、中津川市にあってほしいものは?

自然への畏敬と共に、多くの人々が交流する拠点の中津川。ここで育まれ培われてきた文化は、比類なき素晴らしいものです。これからも、優しく笑顔で、時に強く己を見つめ、挑戦できるような、そんな豊かな時間の流れる中津川であれと願います。

主な記念事業

1.広報なかつがわに写真・メッセージを掲載(応募は終了しました)

あなたが撮影した写真を未来へのメッセージと共に広報なかつがわに掲載しませんか。

  • 応募写真の要件
    • 世代間のつながりが感じられる写真
    • 市内の次世代につないでいきたい風景や、モノの写真
  • 募集期限 12 月31 日(土曜日)
  • 詳細は募集のページをご覧ください

2.「未来へつなげる」小中学校市制70周年記念事業

中津川市の未来を担う小中学生が主体となって企画立案し、学ぶ取り組みを支援します。自らの学びや後輩たちにつなげていきたい「母校や地域の歴史」、「SDGsに関する学習、研究」などを学校ごとに考えます。

市制70周年記念式典

  • 日時 5月14 日(土曜日) 10時30分 ~
  • 場所 中津川文化会館

新型コロナウイルス感染症対策のため、規模を縮小して実施しました。

YouTubeに式典の様子を掲載しています

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