苗木城 築城500年 中世・近世 苗木遠山の波瀾と日常(苗木城跡・苗木遠山史料館友の会発行 )

更新日:2024年06月09日

苗木遠山史料館にて6月1日(土曜日)より販売開始

このたび「苗木城築城500年 中世・近世 苗木遠山の波瀾と日常」という本を出版させていただきました。

この本は、近年整理が進められてきた苗木遠山史料館の蔵書の資料を活用し中世・近世の苗木遠山の歴史がより厚みのある・より身近に感じられるものを目指しました。執筆は苗木遠山史料館 資料調査員の千早保之先生にお願いしました。

よろしければ、一読いただければ幸いです。

令和6年6月吉日

苗木城跡・苗木遠山史料館友の会

中世近世苗木遠山の波瀾と日常1
中世近世苗木遠山の波瀾と日常2

本書第一部は、中世・近世の苗木遠山でどんな「波瀾(事件・問題・課題)」が起きたかを時代を追って歴史をみました。

それぞれの時代の波瀾は「骨」にあたりますが、第二部はそれを覆う「肉」として大名周辺の「日常」生活を示す記録(苗木遠山史料館所蔵の遠山文書などの関係部分)を並べてみました。当時の時代を文書から味わって頂ければと祈念しております。

これまでにも史料調査の結果を報告する講座で紹介したものを含めるとそれなりに苗木の歴史をより深くご理解いただけるのではないでしょうか。

苗木遠山史料館には、ボランティアガイドの会・古文書教室・古文書の会・遠山家伝来史料目録作成作業などの仲間で研鑽する機会が多くあり、そこで学んだことが出版に大きく反映しています。

また全国から国史跡苗木城あとを訪れる方々からもいろいろご教示いただいております。

苗木遠山史料館 調査員 千早保之

  • 発 行 令和6(2024)年4月
  • 発行者 苗木城跡・苗木遠山史料館友の会
  • 執筆者 千早保之
  • 全67ページ(A4判)
  • 1,500円(税込)

《執筆者紹介》千早 保之氏

・1967年 国立名古屋大学文学部卒業
・2004年 岐阜県立瑞浪高等学校校長退職
・2004年 中津川市苗木遠山史料館 資料調査員 現在に至る
~著作~
『苗木城 墓からみた歴史』『苗木の廃仏毀釈』『遠山友政公記』
『苗木城 解体の時代』『明治の実業家 千早正次郎の波乱重畳』
「苗木城築城500年 中世・近世 苗木遠山の波瀾と日常」その他

中津川市苗木遠山史料館

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