第4回 古文書教室の様子

更新日:2022年07月24日

「御家御條目并御定書」(家臣の衣類等の定め)

月1回開かれている「古文書教室」の第4回は7月23日(土曜日)に行いました。

今回は「御家御條目并御定書(おいえごじょうもくならびにおさだめがき)」で、家臣の衣類などの定めを書いた文書です。

 

受講生が一人ずつテキストの文書を読み上げ、次に講師の加藤先生が同じところを1語ずつ詳しく解説しながら読み進め、その際には「くずし字用例辞典」の何ページにその語が載っているかを丁寧に指導します。

今回の古文書は、享保の改革の時に、苗木藩から発令されたおふれで「生活を簡素化するよう」という内容です。

衣類を新しく仕立てるとか、進物やふるまいを控えるようにといったもので、江戸時代の古文書とはいえ、現代の暮らしにも通じるなじみやすい内容でした。

次回は8月27日(土曜日)13時半~15時まで。

受講料は1000円(年間)で途中からの受講もできます。くずし字用例辞典は貸出もしますので、ご興味のあるかたはぜひご参加ください。

中津川市苗木遠山史料館

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