【新型コロナワクチン】XBB.1.5対応ワクチンの効果と安全性
これまで3年間、年末年始に新型コロナは流行しています。
令和5年秋以降、重症化リスクの高い高齢者などにはXBB.1.5対応ワクチンの接種をおすすめします。若い方も接種できます。

令和5年秋開始接種第3報(厚生労働省) (PDFファイル: 1.2MB)
XBB.1.5対応ワクチンの効果
- 非臨床試験において、追加接種(4回目接種)として、XBB.1.5対応ワクチンを投与したマウスでは、投与の1か月後にオミクロン株XBB系統(XBB.1.5、XBB.1.16、XBB.1.16.1、XBB.2.3、EG.5.1)に対して中和抗体の誘導が認められました。(出典:薬事・食品衛生審議会提出資料)
- この試験での中和抗体価のデータに加えて、これまでの2価ワクチンに関する知見を踏まえて、XBB.1.5対応ワクチンにはオミクロン株XBB系統への有効性が期待できると考えられます。
XBB.1.5対応ワクチンの安全性
- ファイザー社、モデルナ社の XBB.1.5 対応ワクチンについて、各年齢において、下のような副反応が報告されています。 また、頻度は不明ですが、重大な副反応としてショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎が知られています。

ワクチンを受けるにはご本人の同意が必要です。
ワクチンを受ける際には、感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について、正しい知識を持っていただいた上で、ご本人の意思に基づいて接種をご判断いただきますようお願いします。受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。
職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に対して差別的な対応をすることはあってはなりません。
予防接種健康被害救済制度があります。
予防接種では健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、なくすことはできないことから、救済制度が設けられています。
この記事に関するお問い合わせ先
市民福祉部市民局新型コロナウイルスワクチン接種対策室
電話番号:0573-66-1111
内線:157,158,159,534,535
更新日:2023年09月28日