【乳幼児接種】生後6か月から4歳のお子様の保護者の方へ

更新日:2023年08月29日

生後6か月から4歳のお子様も新型コロナワクチンを受けられるようになりました。ワクチンを受けるか、ぜひご検討ください。

接種の対象と使用するワクチン・接種間隔

接種の対象 生後6か月から4歳のお子様が対象です。
使用するワクチン ファイザー社の6か月から4歳用のワクチンを使用します。乳幼児用のワクチンです。
接種間隔 生後6か月から4歳のお子様は、合計3回接種して、初回接種が完了します。3回で1セットですので、早めの接種予約をご検討ください

 

接種間隔

新型コロナワクチンの効果

Q.新型コロナワクチンは、どんな効果がありますか?

生後6か月から4歳の乳幼児に対して、ワクチンの効果や安全性を確かめる研究(臨床試験)が海外の複数の国々で行われました。
新型コロナワクチンを受けることで、新型コロナに感染しても症状が出にくくなる効果(発症予防効果)がどれくらいあるかについて、約1,100人程度の乳幼児を対象に分析したところ、3回目接種後7日以降の効果は73.2%と報告されています。出典:審査報告書より

新型コロナワクチンの安全性

Q.生後6か月から4歳の子どもが新型コロナワクチンを受けた後は、どんな症状が出ますか?

ワクチンを受けた後の症状について調べた臨床試験で、1回目から3回目の接種後の具体的な症状をみると、接種回数ごとの症状にはあまり変わりがなく、ほとんどの症状が軽度または中等度でした。
現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められません。

接種後7日間に現れた症状
日本小児科学会より

よくあるご質問

Q.生後6か月から4歳の子どもへの接種が開始されている国はありますか?

アメリカなどで、生後6か月から4歳の乳幼児への接種が開始されており、日本と同じファイザー社の乳幼児用ワクチンが承認(注)されています。

(注)アメリカでは、日本では現時点では承認されていないモデルナ社の乳幼児用ワクチンも承認され、使用されています。

Q.生後6か月から4歳の子どもにも、オミクロン株対応ワクチンは接種できるのでしょうか?

現時点では、6か月から4歳の子ども用のオミクロン株対応ワクチンは、日本で薬事承認されていないため、接種することはできませんが、従来型のワクチンによる初回接種(3回セットの接種)によって、オミクロン株流行下で70%以上の発症予防効果が確認されているので、ぜひ接種をご検討ください。

Q.他のワクチンと同時に接種することは可能ですか?

新型コロナワクチンは、インフルエンザワクチンとの同時接種が可能です。
インフルエンザワクチン以外のワクチンは、新型コロナワクチンと同時に接種できず、2週間以上間隔をあけて接種することとなります。
詳しくは、かかりつけの小児科医などにご相談いただきながら、計画的な接種をご検討ください。

Q.合計3回の接種の途中で誕生日をむかえ5歳になった場合、5歳から11歳用のワクチンを打つべきですか?

お子様が、3回の接種の途中で5歳になった場合も、3回目まで同じ乳幼児用ワクチンを接種することになります。

新型コロナワクチンを受けるには

お子様のワクチン接種には、保護者の方の同意と立ち合いが必要です。

ワクチンを受ける際には、感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について、正しい知識を持っていただいた上で、保護者の方の意思に基づいて接種をご判断いただきますようお願いします。保護者の方の同意なく、接種が行われることはありません。
周りの方に接種を強制したり、接種していない人に対して差別的な対応をすることはあってはなりません。

ワクチン接種当日は可能な限り母子健康手帳をご持参ください。

子どものワクチン接種では、接種履歴は母子健康手帳で管理しているため、接種当日には可能な限り母子健康手帳をご持参ください。
その他、接種券を送付した封筒の中身一式、本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証等)を忘れずにお持ちください。

ご相談先など

この記事に関するお問い合わせ先

市民福祉部市民局新型コロナウイルスワクチン接種対策室
電話番号:0573-66-1111
内線:157,158,159,534,535

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